1学期期末テストの結果が返ってきました。

スクールでは、「教科書を徹底的に取り組もう」という声掛けを頻繁にしています。

「教科書を徹底的に」。

言葉にするのは簡単です。

でもこれを実践するのがなかなか難しい!

 

スクールには様々な生徒が来ています。

学年でのトップクラスを目指し、地域の進学校の受験を目指す生徒。

苦手な教科に苦戦し、何とか平均点を確保したいと思う生徒。

目標や悩みは様々です。

しかし共通して言えるのは、効率的且つ効果的な学習にとって最も大切なことは、教科書を中心とした学習を徹底することです。

 

この1学期、定期テストの結果が飛躍して伸びた生徒の勉強する姿勢を観察すると、共通点が見つかりました。

そうです。

明らかに教科書に向き合う学習量が増えていました。

学年トップレベルの成績の生徒は、スクールや自宅で演習中心に進めながらも、その都度、教科書の記述に戻っていました。教科書でインプットし、問題集でアウトプット。分からない箇所、理解が怪しい箇所があれば、教科書に戻ってインプット。そしてまた問題の戻り、アウトプット。その繰り返し。特に定期テストで満点を目指そうとすると、教科書範囲の重箱の隅をつつくような問題も出題されます。

「えっ!?こんなこと教科書に書いてあった?」

学習を進めると、こういう場面によく出くわします。

テスト前の演習で気づき、そこで教科書に戻って確認すればラッキーですよね。

「なんだ、ちゃんと教科書にかいてあるじゃん!事前に気づいてよかった」と。

数学の解法にもそれが言えます。特に成績上位者にとっては応用問題ができるかどうかで差がつきます。

学校のテストは教科書の内容をベースにした箇所から出題されるため、まずはそこをしっかり押さえる。そして類題を定着させる。それがクリアできたら、最後に応用問題。

このやり方を徹底した結果、昨年の中3の先輩は、勝負時の2学期の数学において、中間、期末テストで学年1位を獲りました。

逆に苦手教科の克服にも同様のことがいえます。

苦手教科については、どうしても教科書と向き合う時間を減らしがち。

教科書に書いてあることを教科書だけでは理解できない。

だからスクールの先生に聞く。

教科書ではない、もっとかみ砕いた解説の参考書を読む。

こういった対処で理解を進めることができます。

でも、そこで「よし!理解できた」と思えたのなら、最後はやっぱり教科書に戻ってほしいと思います。

教科書をスルーした勉強には、どうしても限界があるからです。

学校の先生は間違いなく教科書をベースにした出題をします。

学校のワーク、プリント、スクールで与えられた教材。

どれも皆の学習理解や応用力を伸長させるものです。

これらは全て教科書の記述に繋がっています。

教科書とワーク、プリントを「あれはあれ、これはこれ」と離すのではなく、しっかりリンクして学習すると、効果的な学習ができます。

「急がば回れ」

どんな場面でも、最後は教科書に戻る。

これこそ最も効率的且つ効果的な学習です。