「希望こそが未来×自己肯定感が高まれば人生100%うまくいく!」#90
稲沢駅西校のみなさんこんにちは。
メンタルトレーナーの藤川裕子です。
新学期が始まりましたが、みなさまはいかがお過ごしでしょうか?
前回は、「継続できる目標設定」についてお話しました。
成功する人は継続が得意です。成功する人は、小さなことでもコツコツ続けることができます。
続けることで、その先にある自己成長、大きな結果、大きな成功を得られます。また、自己肯定感も高まり、イキイキとエネルギッシュに毎日を楽しむことができるようになります。
何かを継続したいけど、なかなか続けられない・・・。という方は、ぜひ、ドーパミンを味方にして「ちょっとムズい」設定と記録するという方法を試してみてくださいね。
それでは今回は、新学期に多いお悩みの1つ「対人関係」について、これを知っておけば気が楽になる!そんな「対人関係の悩みを一気に解決する方法」についてお話ししていきますね。
稲沢駅西校のみなさん!
以前、折れない心を創る方法を8つご紹介しましたが、
その2つ目に「自分の力でどうにもならないことはスルーし、どうにかなることに意識を向ける」やり方で”課題の分離”についてご説明したのを覚えてますか?
「覚えてないなぁ〜・・・」という方も多いと思いますので、もう1度お話ししますね。
「折れない心を創る8つの方法」
1、物事・出来事すべてを”肯定的”に捉え肯定的側面から生きる
2、自分の力でどうにもならないことはスルーし、どうにかなることに意識を向ける
3、困難や障害が来たらラッキー、次に使えると大歓迎する
4、適度な運動や呼吸、リラクゼーションの時間をもつ
5、自分に優しく話し、自分が自分を癒す
6、感謝の気持ちを常にもつ
7、いつも希望を見出し、希望に向かって具体的な行動をとる
8、日々新たの実感、毎日が新しい人生の始まりと感じる
(ずべて以前のコラムで詳しく説明していますので、気になった方はご覧くださいね。)
アドラー心理学が提唱する、”対人関係の悩みを一気に解決する方法”に「課題の分離」があります。
この方法を実践することで、自分の力でどうにもならないことはスルーし、どうにかなることに意識を向けることができますので、ぜひやり方をマスターしてお試し下さいね。
やり方は、まず、課題に直面したら、直面している課題を「自分が変えられる」ものと「変えられないもの」に分離します。
次に、他者の課題には、一切介入せずに、精一杯の支援のみを行い自分の課題のみに注力します。
そして、自分も他者の課題にも一切介入ぜずに、他者が自らの課題に立ち向かえるよう支援のみ行います。
さらに、他者にも「自分の課題」には一切介入させません。そして、自分の課題の解決にフルコミットします。
稲沢駅西校のみなさんはこの方法を聞いてどう感じましたか?
なぜ、このように「お互いの課題」への不介入が大切なのかと言うと、理由は2つあります。
1つ目はあらゆる対人関係のトラブルは、”他者の課題に土足で踏み込むこと”によって生じるためです。
例えば、親御さんが勉強しなさいと言っても、「勉強する」ことを決めるのは当の本人ですよね⁈
つまり、勉強するかしないかを決めるのは「子ども」ということになります。
では、そのいわれた子どもが、うるさいと反発したら”対人関係のトラブル”に発展していきませんか?
反対に、うるさく「勉強しなさい」とガミガミ言わず、子どもが勉強できる環境づくりや課題に立ち向かえるよう支援やサポートを行った場合はどうでしょう?
「親がこんなに応援してくれてるから、頑張って勉強しようかな?」と思ってもらえる確率は高くなりそうではないですか?
もちろん、この場合お子様の性格にもよりますが、大抵私たち人間は「人からの指図」に対して否定的な感情を抱く可能性が高い生き物です。
その時は言う事を聞いても、大きくなって反発心が爆発し、親子間のトラブルになっていることよく見かけませんか?
反対に、人から指図されないと動けない自発性のない子に育ってしまうことで、社会に出てから上司に「使えないやつ」と嫌味を言われ、苦労してしまうこともよく聞きます。
このように子どもの将来が両極端な結果にならないためにも、親御さんがストレスを抱え過ぎないためにも、普段から子どもたちが勉強できる環境づくりや課題に立ち向かえるよう支援やサポートをすることを私はオススメしています。
理由2つ目は、他者の課題にどれだけ介入したとしても、他者を変えることができないためです。
「自分を変えられるのは自分のみ」です。
自分がどれだけ他者の課題に介入しても、先ほどの例で言いますと、勉強するかしないかを決めるのは「本人」です。
例えば、「子どもが勉強しない」と言う場合、自分で変えられるのは、子どもが何をしているか知った上で暖かく見守ること。勉強は子どもの課題です。
そして、子どもに勉強してほしいと願うのであれば、いつでも勉強の援助やサポートをすることができることを”伝える”ことが大切です。
子どもは自分で変えられない。「他者の課題」。勉強するかしないか、又は、友達と遊びに行くかいかないか判断し行動するのは子どもです。
ここには、介入しない。これが「課題の分離」です。
親が勉強しなさいとうるさくいうのはNGとなりますが、子供が勉強をしたいと思ってくれる環境づくりややる気を出してくれるサポートはOKということです。
この方法は極端ではありますが、
直面している課題を「自分が変えられるもの(自分の課題)」と「変えられないもの(他者の課題)」に分離することで、
「自分の力でどうにもならないことはスルーし、どうにかなることに意識を向ける」ことができます。
他者の課題には一切介入せず、精一杯の支援のみを行い、自分の課題のみに注力する。
それは、他者の課題にどれだけ介入したとしても、他者を変えることはできないためです。
このように、課題の分離では、「自分で変えられる自分の課題のみに注力し、他者の課題には一切介入しないこと」が重要となります。
この方法は、子どもや家族、身近な人には特にいきなりは難しいかもしれませんが、”対人関係の悩みを一気に解決する方法”の1つですので、ぜひ、対人関係にお悩みがある場合はお試しくださいね。
今日も最後までお読みいただきありがとうございます。
稲沢駅西校のみなさんが目標を達成でき、元気よく希望に満ちた毎日を過ごせるよう、心より願っております。