稲沢駅西校のみなさん、こんにちは😊
メンタルトレーナーの藤川裕子です。
・ここまでの振り返り
これまで「自信のつくり方」シリーズとして、次の2つをお伝えしました。
1️⃣ 「自分にはできる!」と言い聞かせること
2️⃣ 望んでいるものにフォーカスすること(タイムマネジメント)
脳の習性を理解して意識的にポジティブに書き換えたり、目的地を明確にして誘惑から自分を守ることで、少しずつ自信は育っていきます。
そして今回のテーマは、
「リフレーミング」〜見方を変えて不安を味方にする方法〜 です。
「リフレーミング」とは?
リフレーミングとは、ある出来事を違う角度から見直すことで意味を変え、気持ちを前向きにする方法です。
例えば、失敗したときに
* 「自分はダメだ」と捉えるのか
* 「次の成功につながる経験になった」と捉えるのか
同じ出来事でも、心の感じ方も、その後の行動も大きく変わります。
ネガティブは“裏返せば強み”
人は誰でも「嫌だな」「直したい」と思う部分がありますよね。
私の場合は「せっかち」なところ。
でもリフレーミングすると…
せっかち → 行動的・積極的・決断が早い・時間を大切にする
実際に「行動力や決断力」はよく褒められます。
つまり、短所だと思っていたことも、見方を変えれば“強み”になるんです。
受験直前期に役立つリフレーミング
直前期はどうしても不安が強まります。
「まだ覚えきれてない」「失敗したらどうしよう」…こんな思いが頭をよぎるのは自然なことです。
でも、その不安をこう捉え直してみましょう。
* 「緊張している」 → 「それだけ本気で頑張ってきた証拠」
* 「不安がある」 → 「大事な挑戦に備えて脳が集中力を高めている」
* 「焦りを感じる」 → 「ここから最後のひと伸びができるチャンス」
リフレーミングすることで、不安は“敵”ではなく“力を引き出す味方”になります。
「スリーグッドシングス」応用編
さらに直前期におすすめなのが、1日の終わりに「良かったこと」を3つ書き出すこと。
例:
* 今日は30分だけでも集中できた
* 苦手な問題を1問クリアできた
* 先生に質問してスッキリした
「できたこと」に目を向ける習慣が、自己肯定感と自信を支えてくれます。
・ぜひ、親御さんにお願いしたいこと
お子さんが不安を感じているときこそ、リフレーミングを一緒にしてあげてください。
「緊張してるね」 → 「それだけ本気ってことだね!」
「焦ってる?」 → 「それは頑張ってきた証拠だよ」
親御さんの声かけが“心のお守り”になります✨
名言から学ぶ
エジソンの言葉に、
「私は失敗したことがない。うまくいかない1万通りの方法を発見しただけだ」
というものがあります。
まさにリフレーミングの極意ですね!
✅ 今日からできること
* ネガティブな言葉をポジティブに書き換えてみる
* 不安を感じたら「それは挑戦の証」と言い換える
* 1日の終わりに「できたこと」を3つ書き出す
小さな積み重ねで、不安さえも自信に変えていきましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
藤川 裕子
(自己肯定感カウンセラー・メンタルトレーナー)
以下は12号をまとめたチェックリストです。
✅ 受験直前期の心を整えるチェックリスト
〜「リフレーミング × スリーグッドシングス」編〜
🌟 不安を味方に変えるリフレーミング
* 「緊張している」 → 本気で頑張ってきた証拠!
* 「不安がある」 → 脳が集中力を高めているサイン!
* 「焦っている」 → 最後のひと伸びができるチャンス!
✍️ スリーグッドシングス(1日3つ書き出す)
1. 今日できたこと
2. 今日頑張れたこと
3. 今日ちょっと嬉しかったこと
👉 ノートや付箋に書いて、寝る前に振り返ろう!
👪 親御さんの声かけポイント
* 「緊張してるね → それだけ本気ってことだね!」
* 「焦ってる? → ここまで頑張ってきた証拠だよ!」
* 「よくやってるね! → 今日の頑張り、ちゃんと見てるよ」
✅ 今日からできること
* ネガティブな言葉をポジティブに置き換える
* 1日の終わりに「できたこと」を3つ書く
* 親子で前向きな言葉を交換する
📌 壁や机の前に貼っておけば、試験直前でも「安心」と「自信」を取り戻せます✨



