こんにちは、メンタルトレーナーの藤川裕子です。
・ここまでの振り返り
これまで「自信のつくり方」として3つの方法をお伝えしました。
1️⃣ 「自分にはできる!」と繰り返し言い聞かせること
2️⃣ 望んでいるものにフォーカスして、時間を上手に使うこと
3️⃣ リフレーミングで、不安や短所を強みに変えること
どれも「心の仕組み」を知り、日々少しずつ実践していけば、誰でも自信を育てられる方法です✨
✨そして今回は「自信のつくり方④」
テーマは 「スモールステップ」 です。
ラルフ・エマーソンの言葉に、こんな名言があります。
“The creation of a thousand forests is in one acorn.”
「千の森の創造は1つのどんぐりから」
小さな一歩から、やがて森をつくるほどの大きな成果へつながる。
これは「塵も積もれば山となる」に通じる考え方ですね。
🧠「スモールステップ」とは?
何かを成し遂げるとき、最初から完璧である必要はありません。
✅ 小さな一歩を続けること
✅ ほんの少しでも昨日より前進すること
✅ その積み重ねを自分で認めてあげること
これが「スモールステップ」です。
オリンピック選手の活躍を見て「すごいな」と感じるのは、特別な才能だけでなく、毎日の小さな積み重ねをやり抜いているからこそ。
自信は、その継続の中で生まれていきます。
・小さな成功を祝うと脳が喜ぶ!
「できた!」という体験を繰り返すと、脳内では セロトニンやオキシトシン といった幸せホルモンが分泌されます。
すると…
* ✅ 自己肯定感が高まる
* ✅ やる気(モチベーション)が湧いてくる
* ✅ やり抜く力(継続力)が育つ
だからこそ「昨日の自分より1ミリ成長したら、しっかり褒めること」が大切です。
・ぜひ、 親御さんにお願いしたいこと
忙しい毎日の中で、つい「まだここができていない」と不安や焦りを口にしがちですよね。
でも、子どもの自信を育てるためには 「小さなできた!」に光を当てる声かけ が効果的です。
* 「今日はノートを見直せたね、えらいね!」
* 「昨日より集中できたじゃない!」
* 「続けてるの、ちゃんと見てるよ」
このひと声が、子どもにとって大きな励みになります。
・忙しい親御さんのための「声かけの工夫」
「仕事が忙しくて子どもと関わる時間が短い…」という親御さんも多いですよね。
でも、大切なのは 長い時間より“質の高いひとこと” です。
* 朝の「行ってらっしゃい」に「昨日より頑張れるよ!」をプラス
* 夜の「おやすみ」に「今日も1日よくやったね!」を添える
* LINEやメモで「応援してるよ」をサッと残す
ほんの10秒の声かけでも、子どもにとっては安心と自信の源になります。
名言から学ぶ
「千里の道も一歩から」
大きなゴールも、必ず“最初の一歩”から始まります。
小さな積み重ねを信じることが、自信を支える力になります。
✅ 今日からできること
* 勉強や生活で「小さな一歩」を決めてみる
例:英単語を3つ覚える/数学を1問解いてみる
* できたことを声に出して自分を認める
* 親御さんは「できたね!」を必ず伝える
小さな成功の積み重ねが、やがて大きな自信になりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
藤川 裕子
(自己肯定感カウンセラー・メンタルトレーナー)



