「希望こそが未来×自己肯定感が高まれば人生100%うまくいく!」#46
稲沢駅西校のみなさんこんにちは。
メンタルトレーナーの藤川裕子です。
前回は、”運動が脳にいい化学的な根拠”についてお届けしましたが、お読みいただけましたでしょうか?
運動の素晴らしい効果はたくさんの研究によって証明されています。
30分程度の有酸素運動後からモチベーションがアップしますので、ぜひお試しください。
今回は“寝る前に2時間にすべきこと”についてお話しします。
以前、「寝る前15分は記憶のゴールデンタイム」とお話ししました。
寝る前15分に記憶した事は、1日の中で”最も記憶に残りやすく、寝る前に考えたことは、私たちの潜在意識の中にそのまま入ってきやすい状態にあります。
ぜひ、寝る前15分は余計な情報を入れないということを試してみてください。
そこで、質のよい睡眠のために「寝る前にすると良いこと・悪いこと」をまとめました。
「寝る前の2時間にやってはいけない事」
⇒食事・飲酒・激しい運動・熱いお風呂に入る・ゲーム・刺激的な映画鑑賞・スマホ・パソコン・TV・明るい場所で過ごす。(特に蛍光灯はNG)
「寝る前の2時間にやったほうがいいこと」
⇒ゆったりとした時間・リラックスした音楽を聴く・アロマ・家族とのコミュニケーション・ペットと戯れる・体をリラックスさせる・激しくない運動・熱すぎない入浴・読書・記憶定着のための勉強
私たち人間のカラダには自律神経という自分の意思ではコントロールできない神経があります。
この自律神経は、心臓を動かしたり、消化液を出したり、汗をかいたり、体温調節したりしてくれています。
自律神経はアクセルの役割をする「交感神経」とブレーキの役割をする「副交感神経」があります。
昼間は交感神経優位で、一生懸命活動し、夜になると副交感神経に切りかわりリラックスして心とカラダを回復してくれます。
寝る前の2時間にうまくゆっくりと過ごせれば、自然に交感神経から副交感神経に切り替わりますが、現代人は交感神経優位の方がとても多く、常にやることに追われ、頭が忙しい状態だとアクセル役の交感神経に傾きがちで、バランスが崩れてしまいます。
交感神経が働きすぎて緊張状態が続くと、血管が収縮し、血流が悪くなったり、呼吸が浅くなったりします。
稲沢駅西校のみなさんもこんな体験はありませんか?
寝る時間なのに、眠気がでなくて、目がパッチリしていたり、頭が冴えている状態。
こんな状態では交感神経が優位で、無理に眠りに入ったとしてカラダも脳も休まりません。
逆に、日中にずっとカラダや神経が緩みすぎていると、副交感神経が優位に働くので、動くのが面倒になったり頭が、ぼーっとしてしまいます。
バランスよく両方の神経を刺激することが大切です。
勉強を効率よくバリバリ頑張るためには、寝る前の2時間のゆったりとした時間もぜひ大切にしてください。
<今日のまとめ>↓
・寝る前の2時間にうまくゆっくりと過ごせれば、自然に交感神経から副交感神経に切り替わり、勉強を効率よくバリバリ頑張ることができる。