【第3号】 「自己肯定感」は“6つの感”で育てる心のエネルギー

こんにちは! 自己肯定感カウンセラー・メンタルトレーナーの藤川裕子です。

前回は 「自己肯定感は生きるエネルギーであり、毎日を前向きに過ごすための心の土台」 というテーマで、自己肯定感の基本や、家庭でできるちょっとした工夫をお伝えしました。

お読みいただけましたでしょうか?

私たち大人にとっても、そして子どもたちにとっても、 “自分らしさを大切にしながら前に進む力”こそが、今の時代を生き抜く大きな力になると感じています。

そのために必要なのが、やはり「自己肯定感」。

今回はその自己肯定感を、もっと深く掘り下げてお伝えします。

キーワードは「6つの感」です。

■ 自己肯定感とは、「自分の価値を信じられる力」

自己肯定感は、単に「自分を好きになること」ではありません。 もっと深くて、もっと広がりのある“人生の土台”になるものです。

たとえばこんな風に感じたことはありませんか?

✓ 失敗したらもう終わりな気がする

✓ 子どもが自分を責めてばかりいる

✓ 「どうせ自分なんて…」と口癖のように言ってしまう

こうした思考の背景には、 “自己肯定感の偏り”や“育ちきれていない感覚”が隠れていることがあります。

だからこそ今回は、自己肯定感を構成する「6つの感」について、 わかりやすく、でもしっかりとご紹介しますね。

■ 自己肯定感を構成する「6つの感」とは?

自己肯定感は、以下の6つの感覚から成り立っています。

① 自尊感情  … 自分には価値があると思える感覚

② 自己受容感 … ありのままの自分を認められる感覚 ③ 自己効力感 … 自分にはできると思える感覚

④ 自己信頼感 … 自分を信じることができる感覚

⑤ 自己決定感 … 自分の意思で選べると感じる感覚

⑥ 自己有用感 … 自分が誰かの役に立っていると感じられる感覚

どれも、すぐに完璧に育てられるものではありません。 でも、日々の小さな積み重ねで、後天的に育てていくことができるものです。

次回からはこの6つを1つずつ深掘りしていきますが、 今回は“全体像”を知っていただく回として、親御さんに意識していただきたいことをお伝えします。

■ 今日からできる「6つの感」を育てる声かけのヒント

【① 自尊感情】 「あなたがいてくれて嬉しいよ」 → 存在そのものに価値があることを伝える

【② 自己受容感】 「失敗しても、あなたはあなただよ」 → 条件つきではなく“そのままの自分”を認める

【③ 自己効力感】 「前より少しできるようになったね」 → 小さな成長を一緒に喜ぶ

【④ 自己信頼感】 「あなたなら、きっとやれるって信じてるよ」 → 子ども自身の力を信じて見守る

【⑤ 自己決定感】 「どうしたいと思ってる?」 → 子ども自身が選び、決める経験を大切にする

【⑥ 自己有用感】 「助けてくれてありがとう、すごく助かったよ」 → 誰かの役に立っていることを具体的に伝える

こうした言葉がけは、特別なタイミングでなくても大丈夫です。

日常のちょっとした会話の中で、ぜひ取り入れてみてください。

■ まとめ:自己肯定感は“日々の関わり”から育つ

・自己肯定感は、6つの感覚から成り立っている

・そのどれもが、日常の中の声かけや関わりで育てていける

・今の状態に気づき、小さな関わりから「心の土台づくり」を始めよう!

次回からは、 この6つの感の1つめ「自己受容感=ありのままの自分を認める感覚」について、 もっと具体的な実践方法を交えてお届けします!

「うちの子、すぐに自分を責めてしまって…」 そんなお悩みを持つ親御さんにこそ、知っていただきたい内容です。

どうぞ楽しみにお待ちくださいね。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。

お子さん、そしてご家族の皆さんが、心から笑顔で毎日を過ごせますように。

藤川裕子(自己肯定感カウンセラー/メンタルトレーナー)

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このブログを書いた人

アドラー流メンタルトレーナー
自己肯定感カウンセラー
You& 代表
美容、健康、心理学、数秘学、食事をベースに ”自分らしさ” の見つけ方を提案しているモチベーショナルスピーカー。”笑顔の連鎖で世界を平和にする”を目的に活動中。

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