「希望こそが未来×自己肯定感が高まれば人生100%うまくいく!」#47
稲沢駅西校のみなさんこんにちは。
メンタルトレーナーの藤川裕子です。
今回は親御さん向けに、子どもたちのパフォーマンスを高め、勉強に集中できるために必要な“朝食”についてお話しさせていただきます。
稲沢駅西校のみなさん、朝食は食べていますか?
最近は、朝食を抜く人もいるようですが、危険なのは、朝食抜きで起こる「血糖値スパイク」です。
朝食を抜くと、お腹が空くのでランチを必要以上にたっぷり食べることになりますよね?
実は、空腹の後に大量に食べると、血糖値がジェットコースターのように急上昇し、その後、急降下します。
これは、“血糖値スパイク”と呼ばれる現象で、糖尿病や心臓病にもつながるとされています。
最近では、この血糖値スパイクが、うつ病を引き起こす原因とも言われています。
さらに、血糖値の急な乱高下は、眠気や疲労感の原因でもあります。
よく、お昼をたっぷり食べた後に、急にぼーっとして眠くなったりしませんか?これが血糖値スパイクです。
このような理由から、子どもたちのパフォーマンスを高めるためには、朝食抜きはオススメできませんが、量よりも“何を食べるか”が、とても重要です。
食欲のない子どもたちの朝食には、バナナ1本か、豆乳・アーモンドミルクなどの栄養価のあるドリンクだけでも飲むことをオススメします。
(ちなみに、大人の方で朝食を抜く方には、コーヒーにギーかMCTオイルを入れたものがオススメです。)
朝食を食べる子どもたちには、ビタミン・タンパク質が多めの朝食をオススメしています。
特に、納豆、お味噌汁とお魚が食べられる、昔ながらの日本の朝食は最高と言われています。
疲労回復に効くビタミン・タンパク質はこちらです。
【ビタミン】
ビタミンA:にんじん、鶏レバー、うなぎ、鶏肉。
ビタミンB郡:豚肉、ほうれん草、セロリ。
ビタミンC:ブロッコリー、レモン、カリフラワー、イチゴ。
【タンパク質】
Lカルニチン:牛赤身肉、羊肉、牛乳。
リジン:乳製品、豚肉、サーモン。
イミダペプチド:鶏胸肉、マグロ、カツオ。
グルタミン酸:トマト、海藻類、白菜。
他にも、ミネラルのカリウムはバナナに豊富で、マグネシウムは海藻類やナッツに入っています。
ちなみに私は、「アボカド&納豆」は栄養価が高く、1日のパフォーマンスがUPするので好きです。ただ混ぜるだけで簡単だし、お昼にはアボカド、納豆、キムチを混ぜて、とろろそばにかけたりします。
「納豆」はたんぱく質をはじめ、鉄分やカルシウム、食物繊維、酵素も摂れる最強フードですよね。
「アボカド」はビタミンやミネラルがバランスよく含まれていて、若返りのビタミンと呼ばれるビタミンEが豊富です。
アボカド&納豆の組み合わせは、子どもたちの成長のために必要な栄養素がバランスよく含まれているので、とてもオススメです。
これまで、朝食を食べることをオススメしてきましたが、その中でも避けていただきたいメニューがあります。
それは、「甘いもの」です。
甘い朝食の代表といえば、ジャムをたっぷりのせたトースト、フレンチトースト、パンケーキなどです。
甘い朝食は、ほぼ糖質なので、口にすると血糖値スパイクが起こり、1日のスタートを疲れやすいカラダで迎えることになります。
また、甘いものはついつい食べ過ぎてしまうので、カロリーオーバにもなりますし、他の必要な栄養素を摂取することができません。
食べ慣れてしまっていてやめられない方には、せめて、メイプルシロップをかけずに食べるとか、山盛りのホイップクリームのかわりにビタミンCたっぷりのイチゴを乗せてみるとか、調整していただけけるようアドバイスしています。
ちなみに、お菓子を食べると体内のビタミンがなくなるのはご存じですか?
お菓子やケーキ、アイスクリームといった嗜好品は、美味しいからついつい食べたくなりますが、糖質を代謝するのにビタミンを消費してしまうので、注意が必要です。
私たち人間は、どんなものを口にしたかで、明日のコンディションを良くも悪くもします。
子どもたちが笑顔溢れるイキイキとした日々を過ごせるように、ぜひ朝食を大切にしてください。
<今日のまとめ>↓
・血糖値の急な乱高下は、眠気や疲労感、うつの原因。
・私たち人間は、どんなものを口にしたかで、明日のコンディションを良くも悪くする。