こんにちは。名大アメフト部(広報)2回生の栗田みずきです。
私は浪人していた際、予備校に通っていました。結果、名古屋大学に合格しましたが、これは予備校に通わずして達成できなかったと思います。
今回は、現役時、偏差値50を割っていた私が、集団塾を活用して1年で追い上げた理由を紹介します。
まず、塾のいいところは、配布されたテキスト1冊を信じて内容を網羅できれば、旧帝大を合格するのに十分な学力が身につけられるところです。勉強の成果はある程度は「量」に依存しますが、大学受験を控えた学生が量をこなすのは当たり前のことです。受験生に等しく与えられた試験本番までの限られた時間の中で、周りと差をつけることができるのは、圧倒的に「質」です。
そして、質の高い勉強をしようとすれば、1年でテキスト1冊の量が妥当ですし、塾のテキストは、それ1冊で受験に十分な学力が身につくように企図されています。自分ではどんな参考書を使用してどんな勉強をすれば良いかの判断が難しいですが、塾のテキストは受験勉強の道標となってくれます。
次に、集団塾は個人塾と違って、個人の進度ではなく集団の平均かその少し上の層の進度に合わせて進みます。受験は相対評価なので、自分がライバルよりも高い順位にいないといけません。集団授業を受けると、自分が受験生の中でどの辺りの立ち位置かを常に意識することができます。
最後に、塾のいいところは、周りに仲間がいることです。周りの受験生はライバルであると先述しましたが、勉強を続けるのが辛い時、思うように結果が見えなくて挫けそうな時に側に居てくれる、心強い味方でもあります。塾には、群がって楽な方向に流れてしまい、勉強をやめてしまう受験生が一定数います。
でも、自分の周りの人間は自分の鏡です。
もし、仲間と良い関係性を築き、支えあうことができれば、1人で勉強するよりもずっと良い結果に繋がるでしょう。そして、一緒に苦しい時間を耐え抜いた仲間は、一生の友達になります。
長々とお伝えしましたが、塾に通う通わない関係なく、自分の置かれた環境下で最大限の結果を出せるよう、沢山考えて勉強してください。来年の春、皆さんが笑っていられますように!