理科の勉強法や気を付けたこと②

こんにちは!名古屋大学情報学部コンピュータ科学科4回生アメフト部 OLの飯田慎之介です。

私は、大学受験時には物理、化学の2科目を選択していました。

それぞれの科目の勉強法について特徴的なこと、気を付けた方がいいことをお話ししていきたいと思います。

まず、物理についてです。

大学受験では力学、電磁気学、波動、熱力学などいろいろな分野が出題されますが、特に重要なのはそれらの分野の基礎となる力学だと思います。

まずは力学の教科書を読んで、基礎的な問題をすらすらと解けるようになることを目標にしましょう.その他の分野についても共通することですが、公式を覚えたうえで、どうしてこの式が成り立つのか、どうやって導かれたのかをしっかり説明できるようにしましょう。(大学に入学してから物理学を勉強する場合には、それらの式は「微分方程式」で記述されます。興味があれば触れてみると、より公式がはっきりとイメージできるかもしれません。)

次に化学についてです。化学にも理論化学、無機化学、有機化学と分野がありますが、どの分野にも共通するのが暗記量の多さです。

ある程度割り切って暗記する作業はもちろん必要ですが、それを効率化する方法が2つあります。

1つめに、暗記しなければならないと感じたものが、実はもっと大きな原理から導けるのでは?と考えてみることです。これを考えてみることは、暗記量の削減と覚えやすさに繋がります。

2つめは、丸暗記しなければいけないものも、グループごとになにか法則性がないか?と考えてみることです。

例えば有機化学では化合物の名前、構造、性質などを覚えなければなりませんが、化合物の分類(鎖式、環式、高分子…)順に見ていくとそれぞれの化合物の繋がりが見えてきたりします。

暗記は必要ですが、時間も頭のメモリも有限なので、効率よくする方法を身につけましょう。

スマホアプリでも暗記用のものがありますから、スキマ時間におすすめです。

最後に、この2科目に共通して言えることがいくつかあります。

1つ目は、テクニック的になってしまいますが、単位計算を怠らないことです。

違う単位の量を足し合わせていないか、答えの単位は求められたものと一致しているか、この単位はどういう意味を持つのかなどなど、単位計算のメリットは多いです。

2つ目は、問題集を解いたあと、解説をよく読むことです。

理科の問題は実際の実験から出題されるパターンが多いので、問題文を読んでシチュエーションをイメージできると一気に全体像をつかみやすくなります。

解説には詳細な図や実験の背景などが掲載されているので、問題の出題意図まで想像してみると面白いです。

上で述べたことは、ほとんどインプットに関することです。

身に着けたことを本番でアウトプットできるようになるには問題演習以外にありません。

双方を大切にしてください。応援しています。

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このブログを書いた人

名古屋大学アメリカンフットボール部“GRAMPUS”。文武両道を実践し、2017年は東海学生1部リーグを全勝優勝。2021年、コロナを乗り越え、今年こそ“打倒関西”を目指す。
学研CAIスクール稲沢駅西校の相互サポーター。

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