こんにちは、名古屋大学情報学部2年、アメフト部(OL)の宇佐美海です。今回は、僕が受験生の時に実際に行っていた数学の勉強法について、紹介します。といっても、何か特別なことをした訳ではなく、地道に問題を解き続けていました。ただ、がむしゃらにいろいろな問題に挑戦するのではなく、難易度を順序立ててやることが大切で、僕も意識していました。格段に学力が上がるような魔法の勉強法など、存在しません。コツコツと基礎から積み上げることが、学力が身につく1番の近道です。見栄を張って最初から応用問題集に取り組むのではなく、基礎的な網羅系参考書(チャートなど)をまずは解答を覚えるくらいまで、何周も解きます。この時、合っていた問題は、どういう思考で正解に至ったのか、間違えた問題はどこでどうつまずいたのかを、参考書にメモしておくと、一層理解が深まると思います。その参考書を完璧にできたら、いよいよ、応用問題集に挑戦してください。受験の問題は、ほぼ全て、基本的な問題の組み合わせでできているので、この段階で、この組み合わせ方を練習します。ここでは、解答を覚えるというよりは、思考のプロセスに重点を置いて、問題を解きます。この問題集も完璧にしたら、いよいよ志望校の過去問に取り組みます。この段階では、志望校の問題のくせを掴むことが目的です。ここまで丁寧に順序立てて勉強すれば、確実に数学力は身につくと思います。焦ってもいいことはないので、地道にコツコツと頑張ってください。
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